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日々徒然

SNSが嫌いな理由

SNSが世界に登場して10数年。 いまや僕らの世界でSNSは必要不可欠な存在になりつつある。 でも、あえて時代に逆行したい。それ本当に必要? SNSの利用率 総務省の調査によると、一日あたり60分以上スマートフォンを利用する社会人は過半数を超えており、若い…

右傾化は悪いことなのか?

アメリカの排外主義的な勢力や、日本の右翼を「反知性的」と左翼は言うのだけれど、反知性主義という言葉はそもそも、「知性主義(intellectualism)」の反意語です。 この(intellectualism)という言葉は、「インテリが机上の空論をやっているという」悪い…

静岡市長

まあ、話題にする価値もない男だけど。https://youtu.be/Si1vu1cBs0g 静岡市長が記者を密室でパワハラした件。 パワハラするような人間が市長になること自体が間違ってるんだろう。 エドマンドバークなら何て言うだろうって考えてしまう。 政治家は有権者の…

親米保守

日本の似非保守にイライラするのは僕だけじゃ無いはずだ。 渡邉哲也氏の発言だけど、韓国を揶揄できるほど、日本はエライのかね? 日本人ってアメリカ様〜ってヘコヘコするくせに、韓国人には態度がデカい。 日本帰るたびに書店には中国、韓国叩きの本ばかり…

古市の話

「自分の命だとか自分の大切な人の命よりも大事なものはないと思うんですね。それより国家は上位には来ない。もちろん国家の軍隊を否定するものではありません。国家があるから軍隊があるから安全保障が保たれているとは思います。ただそれは人…」 この言葉…

小池百合子の言葉遣い

中野剛志先生と柴山啓太先生の対談で、小池百合子の言葉遣いに触れていた。 ご両人から「驚くべきもの」とされる彼女の言葉遣い。 貧相なカタカナの連発は、語彙力の無さを外国語で誤魔化しているように見える。 特に都民ファーストという言葉。 都民がファ…

オンラインサロンがなぜダメダメなのか

僕がオンラインサロンという物に対する最初の印象は、皆さんと同じような物だった。 1 胡散臭い 2 やってる連中が胡散臭い 以上二つの項をブレイクダウンしていき、オンラインサロンをブレイクしよう。 1 胡散臭い メルマガと変わらない 何を持って胡散臭い…

英語で議論するバカらしさ

海外で日本人同士が英語で議論するという記事を読んだ。 結論から言うと、バカ?かと。 少なくとも母語が日本語の日本人なら(海外育ちとか特殊例除いて)、外国語でコミュニケーションを母語と同レベルで取れる人ってかなり少ない。しかもそんな超少数派が…

文化に飛び込む

今日Twitterで見た田舎に移住した人が失敗して田舎批判してた話。 批判内容を要約すると、「田舎生活は実際はモノが高くて、コストがかかりすぎる。なぜなら地元コミュニティが閉鎖的でよそ者にはタダで野菜を分けてくれないし、優しくない」とかウンタラカ…

薄っぺらい日本のリベラル

Twitterを見ているも日本の避難所の設備をフィリピンと比べて非難している人が沢山いる。 僕はフィリピンに四年住んでいて、実際に避難所に災害時支援をしたことが何度もある。 日本から届いた食料品の支給や、寄付金を被災者に届けるというボランティアをし…

でも結局は英語も必要かもしれない

施光恒先生の「英語化は愚民化」に大変感銘を受けた私ですが、 それでも私は英語は必要論者です。 むしろ、英語の勉強これからも続けていくとの気構えは強くなった。 新自由主義の大勝 小池百合子圧勝での再選に見るように、日本で新自由主義は根付いてしま…

橋下徹

相変わらずお猿さん並みの知能のようだ。 6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、熊本県で25人が死亡するなどの被害が出た九州南部の豪雨災害について冒頭で取り上げた。 この日の番組には元大阪府知事で弁護士の…

浜松市の水道民営化

我が故郷で馬鹿なことをしている輩がいるようで。 おっとりとした浜松市民の気質につけ込みすぎだろう。 都知事選でも、小野たいすけなどと言う新自由主義者が居たが、あの手の論者はネオリベラリズムと海外で言われており、海外では時代遅れと見做されてい…

潜在意識の顕在化

中野剛志先生が仰っていたのだが、 潜在意識で、なんとなく、直感的に思っていたことを言語化してくれる本を名著と定義するのだそうだ。 そのお言葉こそ、僕の潜在意識を顕在化させてくれるような名発言なわけだけども。

奇跡の経済教室

中野剛志先生著 奇跡の経済教室を読み終わりました。 飄々としていて、相変わらずのコメディセンスが随所に光っている良書です。 基礎知識編でも目新しい、MMT理論の丁寧な説明がされていて、 私的には大満足です。 MMT初心者こそ読むべき本でしょう。 中野…

都知事選と合理主義

最近見たビデオニュース.comの神保さんの受け売りなのですが、「地方新聞が無くなった街の市民は、政治への見識が薄れ、現職の政治家が再戦する確率が圧倒的に増える」そうです。関心が薄れると、知った顔に投票してしまう事が多々あるそう。 まさに都知事選…

「グローバリズム その先の悲劇に備えよ」を読んで

中野剛志先生と柴山先生の対談本。 西部邁一派の二人の掛け合いが絶妙で、ところどころメモしたり、インスパイアされて考え事したりしながら読んだら、読み終わるのに時間かかってしまったw お二人の著作を読まれた人には特に目新しいものがあったわけでは…

山本太郎に一票

まあ、僕は都民じゃないのですが(笑) 都知事選を見ていて思うのが、グローバル化の視点の欠如です。 ①グローバル化vs 反グローバル化 (構造改革 vs 反構造改革) ②MMT vs 既存経済学 以上の対立構造も視野に入れるべきで、僕はそれこそが今回の争点になる…

「英語化は愚民化」施光恒著

「英語化は愚民化」読了 一見するとトンデモ本かと思うかもしれないが、その食わず嫌いな偏見こそトンデモナイ。 英語を翻訳し、土着語を日本語へする過程にこそ日本文化の発展の礎があったのではという視点は新鮮。 そして、相変わらずの洞察力と日本文化へ…

東京都で55人の感染者

昨日、東京では一日で55人の新規感染者数を発表した。 自粛解除後では最多数である。 小池百合子のコロナ対策は明らかに失敗しているが、それでも都知事選では再戦が有力視されていると。呆れる。 この失敗続きのコロナ対策に加えて、ほとんど達成されていな…

不勉強な経営者

宮台真司先生が「最近、日本では不勉強な経営者が増えた」と仰っていたのですが、全く同じことを考えてしまう。 競合企業の事業撤退は短期的に見たら確かに得する部分もあるだろう。 一見すると喜ぶべきことのように思ってしまう。 しかし、この業界自体のパ…

日本の魅力とは何か

僕は日本人が自分たちで考えるほど、日本という国は魅力的ではないと考えている。 もし、自分が外国人で、旅行で中国、韓国、台湾、タイ、シンガポールといった国々を訪問して、どこに魅力を感じたか? 将来的に腰を据えて住みたいと思える国か? 日本から来…

やりたくない

視聴数ばかりを追い求める最近のYouTubeだが、あと数年もしたら斜陽になるかなと思う。 テロップだらけの画面、どこかで聞いたような効果音などに既視感を覚えたアナタ。 その感覚は正しいです。 結局、人気Youtuberというものはテレビの真似事してるだけな…

遠州の蕎麦屋

十割そば 百古里庵 日本国内ではコロナ禍は一段落したような雰囲気です。 遠州の奥、奥浜名湖の更に奥へ北上した先にある蕎麦屋。 風情のある店構えに迎えられ、歯ごたえばっちりの十割そばを頂きました。 蕎麦上級者向け 「つなぎなしの本物の蕎麦」という…

中野剛志著「日本思想史新論」を読んで

中野剛志先生の日本思想史新論を先ほど読了した。 文庫本サイズの薄い本であるが、ややもすれば論文に近い内容で小難しい表現も多かったので、読み始めから読了まで二日もかかってしまったが、その内容は「素晴らしかった」としか言いようがない。 中身は意…

日本のお笑いがオワコンな理由 2

芸人の知性・品性の低さ 日本のお笑いがオワコンな批判だが、お笑い芸人からの反発の声があったようだ。 でも、これがまた可笑しいのだ。 芸人は「茂木さんには笑いのセンスがないから、俺には刺さらない」だとか、 「2chの書き込みと同レベル」などと猛反発…

日本のお笑いがオワコンな理由

日本のお笑いはオワコン この意見は茂木健一郎さんが数年前に言い出したことで、実は若干ではあるが、出羽守っぽいところがある。 僕は日本のお笑いがオワコンは言い過ぎだと思う。 コレはいわゆる、頭の大きすぎる主語で、そんなに簡単には一括に括れない多…

施 光恒さん「本当に日本人は流されやすいのか 」

上記タイトルの読了後である。たった今読み終わった感想。 読み始めた(昨日のエントリ参照)、著書の言わんとすることにに少々疑問的だった。 実現不可能に思えたからだ。 読了後でさえ、グローバル化の中で「日本らしさ」を取り戻すことは難しすぎる。 ミ…

誰しもが普通です

茂木健一郎さんが「僕は中道、真ん中ですよ」と動画内で繰り返し仰っていたけど、 それは言説的には正直ではないのかなぁとも思う。 正直というか、正確に表現できていないような。 誰しもが自分のことを普通って思っているのと同様、 みんな自分の政治思想…

日記

言葉とは非常に重層的な構造をしており、自分の考えを必ずしも正確に表すとは限らない。 思考が言葉を操っているようで、実は言語に思考が支配されていることも多々ある。 そして、言語化すると、本人ですら気づいていなかった深層心理というべきものが、 行…