オンラインサロンがなぜダメダメなのか
僕がオンラインサロンという物に対する最初の印象は、皆さんと同じような物だった。
1 胡散臭い
2 やってる連中が胡散臭い
以上二つの項をブレイクダウンしていき、オンラインサロンをブレイクしよう。
1 胡散臭い
メルマガと変わらない
何を持って胡散臭いかという問題もあるが、情報を売るという点で、オンラインサロンの構造は情報商材と同じだと考えて良い。
会員限定のメルマガ程度が関の山。
情報を得るということに対価を支払うのは理解できる。みんな本を購入したりするし。
何が言いたいかと言うと、所詮は新しいプラットフォームで先進的なことしていることをしているように見えるだけで、コンテンツのクオリティが書店の新書より劣っていたら、それはただのコスパの悪い粗悪品だということ。
でも、メルマガなんてものは、所詮は1個人の知識と経験による薄味な発泡酒のようなものが多く、発泡酒の域を出ていないものが多い。
(発泡酒に失礼かもしれない)
その程度の安酒が、高級ビールに扮してギネスやパウラーナーと同じ料金で売られているような感じだ。
だいたい、構造的にゆるいのだ。なぜならメルマガやサロンの文章は出版社という文章のプロたちの検閲を通さない。
しして、劣悪なコンテンツでも信者が喜べば問題ない。
(だから、宗教的だと言われるのかもしれない。)
だったらエマニュエル・トッドやエドマンドバークの本のほうが、そのクソメルマガ一月分の費用で何倍も勉強になる。
体験なんてヨソでもできるぞ
「体験を共有する」とか「ものづくり」を共同体ベースでやりたいという願望もあるのはわかる。
それって現実世界に友達がいればできる話じゃん。
僕もその手、趣味が同じ人で集まるコミュニティに属しているけど、お金は発生しないw
お金が無くても一緒に何かやろうという、体験へのキッカケ(catalyst )に入会金もSubscription cost(費用)も必要ない。
商売ベースでやってる似非コミュニティは本物のコミュニティに勝てないことを断言しよう。
お金が発生しないからこそ友達付き合いできるのだ。
僕はこのコミュニティで圧倒的に年下なんだけど、それでも友達関係が作れる。
年齢や業種、住んでいる場所やバックグラウンドも全く違う。
そして、そのコミュニティ自体はオープンな物で、誰でもタダで加入できる。(当たり前だ)
そもそも、お金を払う事で人間関係という対価を得るという経済市場主義的な発想が不純なのだ。
人間関係を作る目的でお金を払う必要が本当にあるだろうか?まるで風俗じゃないか。
「対価を支払う事で疑似恋愛を購入する」という風俗に足繁く通うオヤジの心理構造とオンラインサロンに集まる夏の虫は、僕に目には同じように写る。極めて貧相な人間の集まりではないかと。
そういう寂しい奴は、お金を払わないとそのような関係を築けないコミュ力不足に苦しんでいる。
そして、「お金を払えって、人間関係という対価を得られる」という安易な経済至上的な発想が最大の原因だろう。
2 やってる連中が胡散臭い
致命的だけど、オンラインサロンがで始めた頃、やり始めた連中が相変わらずな面々だ。
セクハラで問題の自称天才編集者などなど。
そして、動機もお金儲けくらいにしか考えてないだろうな、と。
みんな思ってるし、多分その程度なんだろうな。
ここについてはブレイクダウンしなくてもいい気がする。
みんなの直感で判断すれば良い。
まとめ
ひろゆきさんの言葉を思い出す。インターネットというウソ情報の渦の中で、どのような情報にアクセスすれば良いか?
(まあ、インターネット以前の時代だって情報は山のようになったはずだけど)
答えはその人の選び方と素養になる。
情報にアクセスするのにも、取捨選択をするための眼力が必要になる。
しかし、考えるのがめんどくさい人や、バカがこの世にたくさん居る。
そういう人には、オンラインサロンなどという下らない物に金を払うのだろう。
まさに飛んで火にいる夏の虫というわけだ。
そういうバカに向けたプラットフォームがオンラインサロンだろう。