誰しもが普通です
茂木健一郎さんが「僕は中道、真ん中ですよ」と動画内で繰り返し仰っていたけど、
それは言説的には正直ではないのかなぁとも思う。
正直というか、正確に表現できていないような。
誰しもが自分のことを普通って思っているのと同様、
みんな自分の政治思想こそが中道(もしくは中道にすべきもの)として考えているのだから。
そして、あなたの言説をリベラルか保守か、右か左か決めるのは周りの人だというのも変えられないことだから。
グローバル化が避けられないなら
最近また、中野剛志さんら一派の言説が面白くて、はまっていて、kindle Unliに登録し、「本当に日本人は流されやすいか」著者施光恒さんを読み始めたところだ。
彼らの言説は反グローバリズムで、要旨を言えば日本固有の思想や行動原理が決して他国に劣っていないということ。経済的には早期のデフレ脱却とMMT。
また、自国の経済を守るには無制限な自由貿易ではなく、ある程度の制限を設けることの大切さを論じている。
僕はおおむね賛成です。特に経済面のところでは。
ただ、このグローバル化の流れは日本だけでなく、世界的な大きな流れで、もはや止まらないんじゃ?と思っている。
フラットな視点が常に求められる。
僕はバカなので、彼らの話を聞けば聞くほど、
こんな時代だからこそ学習するしかないと思う。
国に頼れないなら、自分自身を強化するしかないだろう?
だから、僕はいっそのことグローバル化が進んでしまえとすら思っている。
その時に、自身の価値を問われるのだから。
真価を問われたとき、真っ向から立ち向かえるように知識と経験・確かな人間性を積んで育んでいけばいいし、その心意気が無ければ、残念だけど、新自由主義の世界で生き残れないじゃないか。